外国人講師に自宅で好きな時間に英会話のレッスンを受けれると今話題のオンライン英会話教室。
最近は子供の英会話にも力を入れているところも多く、その中でも特に人気のある学研がテキストを監修しているクラウティとKiminiの2社を6歳の息子と一緒に体験してきました。
クラウティとkiminiの共通点と相違点
この2社が人気があるのは、毎日レッスン可能なこととスカイプ等をダウンロードすることなくサイトのマイページやスマホから受講が可能なところではないかと思います。
そして2社とも学研のテキストを使っていて、フィリピン人講師によるレッスンですが、実際に受講してみると違いもありました。
まずは、大まかに2社の比較です。
クラウティ | kimini | |
月額料金(税別) | 4,500円 or 8,000円 | 2,980 〜 15,480円 |
1ヶ月のレッスン日数 | 毎日1レッスン or 毎日2レッスン | 平日1レッスン〜毎日4レッスン |
1レッスンの時間 | 1レッスン25分 | 1レッスン25分 |
1アカウントで受けれる人数 | 6人まで | 1名(同じメールアドレスで複数アカウントを作ることは可能) |
講師 | フィリピン人講師(セブ島) | フィリピン人講師(セブ島) |
受講可能時間 | 10:00〜24:00 | 6:00〜24:00 |
レッスン環境 | パソコンからサイトで、またはスマートフォンの専用アプリで | パソコンからサイトで、またはスマートフォンの専用アプリで |
レッスン内容 | 完全自由選択で好きな所をレッスン可、テキスト量少なめで簡単 | コースでのレッスンのため、飛ばしたり出来ず必ず順番通りにレッスン、テキスト量やや多めでしっかり |
予習・復習 | 復習のみ、レッスンページの観覧が可能 | 動画やテキストによる予習、テキストによる復習、レッスページの観覧は出来ません |
小学生以下の受講 | 子供用テキストの難度も低く、講師も子供慣れしてるので幼児から可能 | 小学生は問題なく受講出来るが、あまり小さい子は慣れてない先生が多く年長さんでギリギリくらい |
予約の取りやすさ | 当日予約は講師の数がかなり少なく、休日午後以降はすぐに埋まってしまう | いつでも複数の講師から予約が取れる |
講師の選びやすさ | 検索など出来ないず、簡単なプロフィールが出ているのみでわかりにくい | お気に入り登録や絞り込み検索なども出来、自己紹介動画や講師への評価もあり選びやすいい |
体験レッスン | 14日間無料体験レッスン | 10日間無料体験レッスン |
クラウティとkiminiのレッスン料
料金プラン
クラウティの料金プランは至ってシンプルで2種類。
4,500円で毎日1日1回のプラン30と8,000円で毎日1日2回のプラン60。
kiminiの料金プランは4種類から選べます。
・スタンダードプラン 毎日いつでも1レッスンで5,480円の基本的なプラン
・ダブルプラン 毎日いつでも2レッスンで9,480円のスタンダードでは物足りない方のプラン
・プレミアムプラン 毎日いつでも4レッスンで15,480円のしっかりレッスンプラン
・ライトプラン 平日(月〜金)の9時〜18時に1レッスンで2,980円の平日特化のお得プラン
1日25分とはいえ、他の習い事があったり子供の機嫌もあるので毎日は難しいという方は、家族でシェア出来るクラウティがオススメです。
1ヶ月4,500円で6人までシェア出来るので、月水金は長男で火木土は次男のように曜日を決めてレッスンしたり、子供がやらない日は大人がレッスンしたりといろいろ融通が効きます。
また、難度も低めなので幼稚園児から祖父母まで広い年齢層でレッスンが可能です。
逆に1日25分くらいなら習慣化させるのにちょうど良いという家庭は、kiminiがオススメ。
一番安いライトプランであれば平日の9時〜18時のみで1ヶ月2,980円と通信型教材と同じくらいの価格でレッスンが受けられるます。
テキストもボリュームがありコースでしっかりレッスンができるので、子供にしっかり英会話を学ばせたい方は学校から帰ってきてから夕食前に、自分が喋れるようになりたいという方は子供が帰ってくる前にレッスンしたりをかなり格安で出来ると思います。
クラウティとkiminiの講師とレッスン内容
講師
クラウティの講師は小さい子や初心者に慣れた優しい先生も多く、簡単な日本語を交えて教えてくれる方もいます。
kiminiの講師はしっかり英会話を教えられる先生が多く、「この単語で簡単な作文をしてください」といっやような応用を交えたりしたレッスンしてくれます。
ただ、どちらも講師数がかなり多いので当たり外れはあります。
クラウティは講師一覧もランダムで表示されるため、講師歴と簡単なプロフィールのみで講師を選びます。
気に入った講師がいる場合はその一覧から探し出して予約しなければいけないので、講師選びはなかなか大変です。
また、すぐに予約が埋まってしまうため、どのレッスンをやるかやどの講師にお願いするかをゆっくり選びたい方は、数時間前から前日には予約しないといけないのが難点です。
kiminiは『初心者が得意』『子供が得意』『講師歴が長い』『過去に受講したことがある』など講師の絞り込み検索や『お気に入りが多い順』などの並び替え検索が出来たり、講師の自己紹介動画や生徒からの講師の評価が書いてあったり、良い講師を選び易いです。
レッスン時間
クラウティは10:00から24:00までですが、22:00過ぎくらいから講師の数はぐっと減ります。
また、夕方過ぎは予約がかなり埋まっていて、すぐに予約が取れず、レッスンが受けられるのが数時間後になったりします。
午前中から夕方前までは講師も多く、30分前でも予約が取れるのですぐレッスンが出来るので、この時間が一番オススメです。
kiminiは6:00から24:00までですが、朝いちはあまり講師がいない印象で9:00くらいから増えてきます。
日中や夜は講師が多く、比較的にすぐレッスンが受けられます。
少ないですが6:00からの先生もいない訳ではないので子供が起きる前にレッスンしたい方や、夜は遅くまで講師がいるので子供が寝てからレッスンしたいなど、大人には都合が良い感じです。
レッスン内容やテキスト
クラウティは好きなレッスンを好きなところだけ出来ます。
1つのカリキュラム内でも、そのレッスンのテキストの内容を見て「これはわかるので他のをやろう」と自由に選べます。
テキストは数ページで簡単なものが多く、早く終わりそうな時は時間いっぱいまでシミュレーションをしたり、同じ内容で別の単語や言い方を教えてくれたりと、内容も自由度がかなり高いです。
上級者には物足りないかもしれませんが、初心者や子供にはちょうど良いと感じました。
kiminiはクラウティよりもややテキストが多く、同じ学研の監修のテキストなので内容は大体似てますが、発音やアクセントのレッスンがあったり、アクティビティがあったり、リーディングテストがあったりと内容自体が豊富です。
ただコースで必ず順番にやっていくので、1回で終わらなければ次回は続きから同じレッスンをしたり、コースを変えたため同じ内容が重複したとしても飛ばしてレッスンすることは出来ません。
その代わり、実践的でしっかり使える英会話を教えてくれます。
予習・復習
クラウティの予習はテキストサンプルを数ページ見ることが出来る程度で、全テキストを見ることが出来ません。始まってから全部の内容がわかります。
レッスン後はレッスンしたページをそのまま全部見ることが出来るので、レッスン中にどんなやりとりをしたかなどひと目でわかります。
kiminiは予習用のYouTubeがあったり、テキストを事前に確認出来ます。
復習もPDFのテストがダウンロード出来たりと、予習復習もしっかり出来ます。
レッスンページは見れませんが、チャット内容はわかるので、そこを見ながらどんなやりとりをレッスン中したかわかります。
なので、クラウティ講師はテキストにいろいろ書き込みます。
逆にkimini講師はチャットにいろいろ書き込みます。
キッズの絵を見て答えよう以上のレッスンは、それを見ながら自分で書きおこしたりして、復習をしていく感じになります。
クラウティとkiminiの無料体験
他のオンライン英会話は2回くらいなのに比べ、クラウティは無料期間が14日、kiminiは10日と体験期間はどちらも長く、かなりしっかりレッスン出来ます。
この無料期間で満足してしまう人もいるのではないかと思います。
どちらもアカウント作成にクレジットカードの登録が必要ですが、無料体験期間の告知もわかりやすく、期間内に解約手続き(解約ページのボタンを押すだけ)をすれば、料金はかかりません。
うちはクラウティは私のアカウントに子供アカウントで長男と次男の3アカウント、kiminiは私と長男の2アカウントを作りました。
両方やってみた結果、どちらが良いかはお子さんや自分のライフスタイル、現在どのくらいのレベルか、どのくらい英語を習得したいかで変わってくるので一概には言えませんが、大人でも全然忘れちゃってるなという初心者や幼児から英語を始めたい方はクラウティを、中学英語くらいは大丈夫な大人や小学生以上のお子様でしっかり喋れるようになるぞという方はkiminiの方が向いているのかなと感じました。
どっちにしようか迷っているなら、とりあえず両方やってみてから考えても良いと思います。
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