子供の留学を機に海外移住をしようと決めたはいいものの、ビザってどうたらいいんだろう?
これまで観光で4〜5日程度しか海外に行った事がなかったので、ビザなんて取った事がない!
子供は留学ビザがあるけど、こうゆう場合は親は何のビザを取得すればいいか調べてみました。
親も長期滞在できる保護者ビザ
親子留学によくある夏休みだけなどの短期留学に関して、マレーシアだと3ヶ月までならビザはいらないですが、1年間以上留学するならビザは必須。
親子一緒に滞在する方法はと大まかに3つありました。
- 親の長期滞在ビザで子供を連れていく
- 子供も親も学生ビザを取る
- 子供の留学ビザに保護者ビザでついていく
長期滞在ビザも自分も学生ビザもパッと思いつきましたが、保護者ビザというのは初めて知りました!独身には縁のないビザですからね。
保護者ビザ、またの名をカーディアンビザとは
子供が留学するのに保護者が一人ついてきてもいいよ。
けど留学先では働いちゃダメだよ!!
とざっくり言うとそんな感じのビザです。
もちろん国によって細かな条件は違いますが、基本的にはこんな感じです。
留学先の国での就労が禁止されているだけで、日本からの収入は大丈夫なので、来社の必要ないリモートワーカーや在宅フリーランスの方なら大丈夫そうですね。
基本的には家族というか旦那様から仕送りをしてもらうのが一般的なようです。
保護者ビザが取得可能な国
子供の学生ビザに付属してつけられる保護者ビザがあるのはこの4カ国。
条件や金額はどの国も変更が多いようなので、大使館等でしっかり確認してください。
マレーシア
【子供の年齢】18歳未満
【申請費用年齢】おおよそ3万円程度
【金銭的条件】直近3ヶ月の口座取引明細書、RM10,000(約270000円)以上の残高が必要
【必要書類】
・ビザ申請書
・申請料金
・パスポート
・戸籍謄本
・健康診断
・マレーシアの医療保険証書
・銀行残高
・資金証明
(頻繁に変わるので要確認)
【補足】
子供の学校が保護者ビザの申請を行いますので、学校によっては保護者ビザの申請はしない(保護者ビザでは入学できない)学校もあります
オーストラリア
【子供の年齢】18歳未満
【申請費用年齢】AU$620(約47,000円)
【金銭的条件】
最低でも最初の12ヶ月間の生活費A$12,000(約900,000円)および、渡航費に対する十分な資金がある預金残高証明書が必要
【必要書類】
・ビザ申請書
・申請料金
・パスポート
・戸籍謄本
・健康診断
・犯罪経歴証明書
・資金証明
【補足】豪州国内で保護者が就学する場合3ヶ月まで
ニュージーランド
【子供の年齢】17歳以下
【申請費用年齢】紙申請:2,650円 ※申請センターへ提出する場合には、手数料5,400円が必要
【金銭的条件】
1ケ月につき1人NZ$1,000(約72,000円)相当の滞在資金があることを証明できるもの。
またはニュージーランドを出国するための航空券購入が可能な資金を持っていること。
(1ケ月につき1人NZ$1,000相当の滞在資金の金額とは別に約NZ$3,000(約220,000円)が必要となります)
【必要書類】
・ビザ申請書
・申請料金
・パスポート
・戸籍謄本
・健康診断
【補足】Variation of Conditions申請許可があれば以下の決まった時間のみ就労・就学が可能
カナダ
【子供の年齢】6歳以上
【申請費用年齢】C$75(約6200円)
【金銭的条件】
ケベック州以外 授業料+C$10,000(約830,000円)/年・ または、授業料+C$833(約69,000円)/月
ケベック州 授業料+C$11,000(約910,000)/年・ または、授業料+CAN$917(役76,000円)/月
【必要書類】
・戸籍謄本
・残高証明
・資産証明
・後見人の宣誓書
・日本に残る片親の留学に対する同意書
※必要書類は個人によって異なります。
【補足】親が同行する場合でも、カナダ人の後見人が必要になる場合があります
子供のマレーシア留学に保護者ビザ以外で一緒に行く
親子でマレーシアへに行くには
・親の長期滞在ビザに子供を付属させる
・子供の学生ビザに保護者を付属させる
のどちらかになるのですが、保護者ビザの場合は学校側が申請をしなくてはいけないため。
申請をやっていない学校=親の長期滞在での付属ビザでしか入学出来ない学校
もあります。
英語が話せるのが当たり前の学力の高い学校や、入学待機待ちの人気の学校は、保護者ビザの申請をやっていないところが多いようです。
そこで、他の親子留学するためのビザを調べました。
MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)
・最長10年間の滞在が可能。
(パスポートの有効期限が最長10年=ビザの期限もパスポートと同期間なので最長10年)
・移民局より許可されれば、更新することが可能。
・申請時に経済的証明が必要。
・配偶者、扶養家族(21歳未満の未婚の子供)、60歳以上の両親を帯同することが可能。
・銀行口座開設や住宅の購入が可能。
【条件】経済的証明
〈50歳未満の方〉
1. 金融資産として50万RM(約1500万円)以上保有していることを証明する
(預貯金・株・投資信託・国債など)
2. マレーシア国外で、月額1万RM(約30万円)相当の収入証明を提出する(給与・家賃収入など)
3. マレーシアの金融機関に30万RM(約900万円)の定期預金をする
〈50歳以上の方〉
1. 金融資産として35万RM(約1050万円)以上保有していることを証明する
(預貯金・株・投資信託・国債など)
2. マレーシア国外で、月額1万RM(約30万円)相当の収入証明を提出する(給与・年金・家賃収入など)
3. マレーシアの金融機関に15万RM(約450万円)の定期預金をする
就労ビザ
マレーシア駐在員のためのビザ。就労目的の場合は短期・長期期間に問わず、ビザが必要です。
就労ビザにはいくつかの種類があり、それぞれ条件や滞在可能期間が異なります。
雇用パス(Employment Pass)
・マレーシアで最も一般的な就労ビザ。
・24ヶ月以上滞在する駐在員が対象。
レジデンスパス(Residence Pass)
・国家重要経済分野において、外国人の優秀な人材を長期にわたりマレーシアへ誘致・確保することを目的としたビザ。
・配偶者および18歳未満の同伴家族も当該パスの申請が可能で、 配偶者も雇用パスの取得なしに就労が可能。
プロフェッショナル・パス(Professional Visit Pass)
・マレーシア国外の企業に籍をおいたままマレーシア国内でプロジェクトの技術顧問や機械据付等の業務で、滞在日程がほぼ確定している1年以内の短期就労者が対象
一時就労パス(Temporary Employment Visit Pass)
・24ヶ月未満で就労する非熟練・半熟練労働者が対象
駐在員の配偶者・子供の滞在(Dependent Pass)
・雇用パスを取得した駐在員に帯同する家族が対象。
・有効期間は駐在員の雇用パスと一致する。
学生ビザ
・3か月以上、最長1年。延長手続きで最長2年まで滞在が可能。
・別途アルバイト就労のためのパスを取得すれば週20時間以内の就労が可能。
【条件】年齢制限…18歳~35歳
・必要性、正当性に応じて例外を認める場合があり、修士号・博士号などのコース履修の場合は35歳以上でもビザ発給が可能。
・インターナショナルスクール、つまり中学・高校留学の場合は18歳未満でもビザ発給が可能。
保護者ビザを選んだ理由
私が保護者ビザにしようと思った理由は、日本からの収入があったのも理由の1つですが、MM2Hは金銭的なハードルが高いし、年齢制限的に学生ビザは取れないし、今の会社をやめてマレーシアで就職というのも考えられないので、結果的に選んだというよりマレーシアに行くなら1択となりました。
宝くじでも当たったらMM2Hを取得したい!!
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