先日のパスポートの更新をしてきたのですが、10年に1度だとすっかり忘れてしまい、事前に調べてからパスポートセンターに伺いました。
そして昨年から『パスポートダウンロード申請書』が使えるようになり、かなり手続きも早く楽になったので、それも含め、パスポートの申請についてまとめてみました。
パスポートの申請から受け取りまでの流れ
1.事前準備
役所で必要書類の取得、パスポートや身分証明書の準備をします。
写真や申請書は当日パスポートセンターでも入手できます。
2.パスポートセンターで申請
手数料の支払いは受け取り時なので、この日は申請のみ。
不備なく事前に全部用意した状態で空いていれば10分程度で終わることもありますが、混雑具合によっては2時間以上待たされることもあるので、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
3.パスポートの受け取り
旅券引換書の交付予定日以降に申請した窓口で受け取ります。
この時に手数料がかかりますので、受領窓口の近くにある「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」で手数料を現金でお支払いの上、旅券引換書を受領窓口に提出してください。
申請時と同じく空いていれば10分程度で終わることもありますが、混雑具合によっては2時間以上待たされることもあるので、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
パスポートの申請・更新をするのに必要な書類
一般旅券発給申請書:1通
- 申請書は10年用(申請書上縁部が朱色)と5年用(申請書上縁部が淡灰色)があります。
- 20歳以上の方は5年用と10年用のいずれかのパスポートを選択できますが20歳未満の方は5年用のみとなります。
- 申請書は機械で読み取りますので、折ったり汚したりしないで下さい。
申請書はパスポートセンター内にもあるので当日書くことも可能ですが、事前に準備していったほうが安心かつスムーズに手続きできますよー
パスポート用の写真:1枚
- 本人のみが撮影されたもの
(カラーでも白黒でも可) - 提出の日前6か月以内に撮影されたもの
(現在の容貌と著しく異なる場合には、
撮り直しをお願いすることがあります。) - 背景(影を含む)がないもの
(白髪の方は背景がなるべく濃いものに) - 縁なしで各寸法を満たしたもの
(顔の寸法は頭頂からあごまで32mm~36mm) - 写真専用紙(光沢紙)を使用し、鮮明な画質で印刷した、画像処理を施していないもの。
- 無帽で正面を向いたもの
(宗教上の理由で、頭部を覆っている写真を提出するときには、その理由を記した事情説明書のほかに、宗教上の根拠、当該宗教と申請者との関係を示す文書等の提出が必要になる場合があります) - 申請書への写真の貼り付けは、東京都の窓口では担当者が行います。撮影した写真は申請書に貼らずにご持参ください。
パスポートセンターでも写真を撮ってくれるところがりますが割高なので事前に準備した方がいいですよ!安く抑えたければ自宅でプリントしてもOK
戸籍抄本または戸籍謄本:1通(新規での申請のみ)
- 申請日前6か月以内に発行されたもの
- 同一戸籍内のご家族の方が同時に申請する場合は、戸籍謄本を1通提出いただくだけで全員の申請を受け付けることができます。
- 戸籍謄(抄)本は、本籍地の区市町村の戸籍係で手に入ります。本籍が遠く離れている場合は 郵送で請求することもできますので、各市町村に問い合わせてください。
本人確認のための書類:1点または2点(有効なパスポート更新の場合は不要)
- 1点で良い書類
(運転免許証・写真付のマイナンバーカード・写真付の住基カード・船員手帳・宅地建物取引士証・身体障害者手帳等) - 2点必要な書類
(学生証・会社等の身分証明書・公の機関が発行した資格証明書(いずれも写真付きのもの))
上記以外の書類についてはこちらこちらをご覧下さい。
期限内、または期限の切れたパスポート:1点(更新の場合)
- このパスポートは無効(VOID)印を押印した上で、新しいパスポートをお渡しするときにお返しいたします。
- 返納されたパスポートの残存有効期間は切り捨てになり、旅券番号も変わります
「パスポート捨てちゃった!」とか「期限切れてだいぶ経つし無くしちゃった!」となっても窓口で過去のパスポートの旅券番号を調べてくれます(その分時間はかかりますが…)
特別な場合に必要となる書類(該当する方のみ)
住民票の住所のある都道府県ではなく、ある程度の期間継続して居住する(学生や単身赴任者など)都道府県でパスポート申請する方は「住民票の写し」等が必要となります。
パスポートダウンロード申請書
ダウンロード申請書はパスポートの申請等の際に窓口に提出するため、自宅等のパソコンやスマートフォン等を利用して、氏名、生年月日、本籍、現住所等の所要項目を入力することで申請書PDFを作成、印刷した申請書です。
印刷して窓口に持っていく書類を作成するだけで、オンライン申請を行えるものではありませんので、ご注意ください。
外務省のホームページから作成できます。
申請書の作成の仕方も丁寧に記載されています。
パスポート申請書ダウンロードサイト
パスポート申請窓口で申請書を手書きで記入する必要がなく、あらかじめ自宅でゆっくり記入出来るので、書き損じもなく、窓口での時間も少なく済むのでとても便利です。
マニュアルもわかりやすく、見ながら簡単に作成出来るのでオススメですよ。
東京都内のパスポートセンター
パスポートセンター新宿
東京都庁内にあるパスポートセンターです
住所:東京都新宿区西新宿2-8-1 都庁都民広場地下1階
(各線新宿駅 徒歩10分・都営地下鉄大江戸線都庁前駅A3出口直通)
電話番号:03-5908-0400
パスポートセンター池袋
サンシャイン内にあるパスポートセンターです
住所:豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ内 ワールドインポートマート5階
(池袋駅東口 徒歩15分・東京メトロ東池袋駅 徒歩5分)
電話番号:03-5908-0400
パスポートセンター有楽町
東京交通会館内にあるパスポートセンターです
住所:千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2階
(有楽町駅京橋口 徒歩1分)
電話番号:03-5908-0400
パスポートセンター立川
ルミネ立川店内にあるパスポートセンターです
住所:立川市曙町2-1-1 ルミネ立川店9階
(立川駅 徒歩1分・多摩都市モノレール立川北駅 徒歩3分)
電話番号:03-5908-0400
パスポートセンター窓口の受付時間・休業日
窓口の受付時間は、新宿・有楽町・池袋・立川、すべて同じ時間です。
【受付時間】
月~水曜日 午前9:00~午後7:00
木・金曜日 午前9:00~午後5:00
日曜日は受領受付のみで申請受付は行っていません
【休業日】
土曜日・国民の祝日・年末年始(12/29~1/3)は休みです。
国民の祝日と重なった日曜日には旅券受領窓口を開け、振替休日が休みになります。
ゴールデンウィークや年末年始休業期間の前後、お盆期間中は混雑するので、余裕を持っていってください
パスポートセンターでの手続き
1.申請書の記入や写真撮影
写真撮影をし申請書を記入します。
どちらも事前に準備してあれば2からで大丈夫です。
2.必要書類を窓口で提出
申請書に不備がないか確認されたり、写真の切り抜きをしてもらいます。
混雑していると呼び出し番号を渡されます。
3.書類や身分書の確認
提出書類に間違いないかを確認し、パスポートの交付予定日や受け取りのご案内などが記載されている旅券引換書を受け取ります。
パスポートをもらえるのは引換書に記載されている旅券交付予定日以降になります。大体1週間後くらいです。
この日は提出のみで手数料はかかりません。
パスポートの受け取り方
1.収入印紙の購入
旅券を受け取りに行く日に、受領窓口の近くにある「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」で手数料分の収入印紙を購入します。
2.窓口に提出
旅券引換書に収入印紙を貼って窓口に提出します。
混雑していると呼び出し番号を渡されます。
3.内容の確認
パスポートの名前や生年月日等に間違いがないか確認し、ICがちゃんと作動していいるのが確認できれば、パスポートを受け取って終了です。
パスポート申請の手数料
10年間有効
都道府県収入証紙 2,000円+収入印紙 14,000円=合計16,000円
5年間有効 【12歳以上】
都道府県収入証紙 2,000円+収入印紙 9,000円=合計11,000円
5年間有効【12歳未満】
都道府県収入証紙 2,000円+収入印紙 4,000円=合計6,000円
収入印紙はクレジットカードが使えませんので、必ず現金でご用意ください。
手数料のうち国の収入となる金額は、郵便局等で購入した収入印紙も使用することができます。
もし旅券引換書を紛失してしまったら
もし引換書を失くしてしまったときは再発行してくれるので、運転免許証や健康保険証などの本人確認の書類を持って窓口まで申し出てください。
もちろんその分時間や手間がかかるので、なるべくクリアファイル等に入れて無くさないようにきちんと保管しましょう!
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